銅マスク

ウイルスの不活性を早める銅繊維シート開発 新型コロナ

群馬大学発のベンチャー企業「グッドアイ」と銅箔糸メーカーの「明清産業」が付着したウイルスの不活性を早める銅繊維シートを開発した。シートには半永久的な殺菌効果があり、人体には無害。使い捨てマスクなどの上を覆ったりして応用出来れば新型コロナウイルスの予防策になると言う。
米国内の研究では、新型コロナウイルスの生存期間は銅の表面では4時間。プラスチックやステンレスの48~72時間に比べて、極端に短いと報告されている。
今回開発した繊維は、銅の表面に可視光応答型の光触媒が塗布されており、光が当たると強い酸化力を持った物質が発生し、ウイルスや菌を分解する。大腸菌を使った実験では、銅繊維シートが銅単独よりも1000倍の抗菌効果があると確認された。
群馬大の板橋教授は「感染拡大防止の切り札になる素材で、早く世にだしたい」とはなす。マスクや手袋に加工し、製造販売できる企業を募集している。
<毎日新聞 2020年4月9日より>

他の金属よりも優れている抗菌特性をもっと知ってもらい、活用してもらいたいです。

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